25日の独紙ビルトは、マンチェスターUからフランクフルトにレンタル移籍中のDFギレルモ・バレラについて「タトゥーの炎症で放出」と伝えた。

 同紙によるとバレラはクラブから出場停止処分を受け、ドイツ杯決勝には出られなくなった。理由は22日に入れたタトゥーだという。

 通常タトゥーを入れた場合、感染症を防ぐために2週間はスポーツをすることはできない。そのため選手は休暇中や負傷離脱中に入れる。だが、バレラは入れたタトゥーをすぐにSNSでアップ。バレラは22日に練習に参加していたが、首脳陣はこの行為に激怒した。

 代表取締役フレディ・ボビッチは「これは雑な間違いで、チーム全体を損ねている。ギレルモはこのアクションでフランクフルトでの道はついえた。大事な試合の前に監督や医療スタッフのアドバイスを守れない選手に我慢することはできない」とコメントした。

 負傷者が多いフランクフルトでバレラはスタメン出場のチャンスがあっただけに、もったいない話だ。だが数週間前にも似たような問題があった。バレラは首にタトゥーを入れ、警告を受けていた。

 ボビッチは「レンタル延長の考えを持っていたが、もちろんこれでこのテーマはなしだ。ギレルモはクラブから出場停止処分を受け、あとで罰則も受けるだろう。こうしたエゴなふるまいでチームに被害をもたらしたことで、こうした処置をせざるを得なくなった」と話した。

 バレラはすでに控室を片付け、フランクフルトを去ったようだ。