国際チャンピオンズ杯の中国ラウンドで戦っているアーセナルが、上海でのBミュンヘン戦前に選手たちが食中毒に見舞われたと、19日付の英BBC放送電子版などが報じた。

 1-1からのPK戦でBミュンヘンに勝利したが、多くの選手が体調不良を訴えたという。ベンゲル監督は試合後に「医者は食中毒だと考えている。何を食べたかは分からない」と、食中毒ではないかとの見解を明かした。

 Bミュンヘン戦では、FWジルーが食中毒のため試合に出場できず。DFメルテザッカーは、キックオフ直前に気分が悪くなり、急きょ先発から外れたことをベンゲル監督が明かした。また、先発したDFコラシナツは試合中に嘔吐(おうと)をして前半で交代。MFラムジーとFWウォルコットも体調が優れず、途中出場となった。