マンチェスターCは16-17年シーズンに故障している選手に対し、計1830万ポンド(約27億4000万円)を支払っていたと、24日に英紙テレグラフ(電子版)が報じた。調査によるとプレミアリーグのクラブのなかで最高額だったという。

 主将DFバンサン・コンパニーの255日の離脱期間を筆頭に、FWセルヒオ・アグエロ、FWラヒーム・スターリング、MFレロイ・サネ、DFバカリ・サニャとFWガブリエルジェズスがシーズンの中で故障していた時期があった。

 故障の回数としては少ないクラブの1つだったが、支払った金額としては平均額61万1204ポンド(約9150万円)を大きく上回った。リーグ戦最下位だったサンダーランドは合計58回の故障者人を出しており、1165万ポンド(約17億4000万円)をけが人に支払った。モイズ元監督は、ひと月に少なくとも3人のけが人を抱えていた計算だ。リーグ優勝したチェルシーにけが人は少なくわずか21回で、663万ポンド(約9億9300万円)を支払っていたのみだ。