FW大迫勇也(27)の所属するケルンは、敵地でボルシアMGに0-1で敗れ、リーグ開幕戦を落とした。7月下旬に右足首靱帯(じんたい)を痛めた大迫はベンチ外だった。

 試合はケルンが堅い守りでボルシアMGの攻撃を封じていたが、後半4分に左サイドのクロスボールを、FWエルベディに押し込まれた。この1点を最後まで取り返せなかった。

 ケルンのシュテーガー監督は試合後、大迫の状態について「少しずつ良くなっているが、これまでは別メニューで練習している。対人練習はまだ100パーセントの内容で行えていない」と慎重なコメント。また、クラブ広報スタッフも、25日のハンブルガーSV戦について「まだジョギングを開始したくらいなので、次節もどうなのか」と話した。

(鈴木智貴通信員)