ブンデスリーガのシャルケからドイツ2部、ウニオン・ベルリンに移籍したDF内田篤人は23日、ベルリンのホームスタジアムで記者会見し「1部から2部ということにも特に抵抗はなく、いいスタジアムといいファンがいれば、そこで仕事がしたいという気持ち」と新鮮な表情で意気込みを語った。

 右膝の手術を15年6月に受け、その後は昨年12月の欧州リーグで1試合途中出場したのみ。「コンディションはいい。早く公式戦に出たい。準備はできている。試合に出られればポジションはどこでもいい」と不安を打ち消すように言った。

 昨季2部4位で、今季は1部昇格を目指すウニオンは、シャルケ時代にも指導を受けたケラー監督が率いる。内田はJ1鹿島から10年夏にシャルケへ移籍し、欧州チャンピオンズリーグ(CL)ベスト4入りやドイツ杯優勝などの実績を持つ。