スペインリーグのヘタフェMF柴崎岳(25)が、ホームのバルセロナ戦で1部初ゴールを挙げた。

 2トップの右で先発し、0-0の前半39分に左足で先制点となるボレーシュートを決めた。リーグ戦でバルセロナから得点した日本人は昨季最終節で2得点したエイバルFW乾貴士(29)に続いて2人目となる。

 今季のリーグ戦で3試合連続で完封勝利していたバルセロナにとっては今季初失点だった。柴崎は昨季スペイン2部テネリフェに所属していた。

 柴崎は前半16分にも左サイドに流れ、中央に決定的なラストパスを送るなど、強豪を苦しめた。しかし後半9分にピッチ中央付近で足を痛め、自力で歩いてそのままベンチに退いた。

 試合は後半17分にMFデニス・スアレス、同39分にMFパウリーニョにゴールを奪われ、ヘタフェはバルセロナに逆転負けした。