フローニンゲンMF堂安律が公式戦初得点を挙げ、チームの勝利に貢献した。

 4部ヘラクルス相手に1-1で前半を終了し、後半開始からピッチに投入され、その43秒後、右サイドでパスを受けFWマヒとのワンツーでペナルティーエリア左まで走り込み、左足で相手GKの股抜きシュートを決めて電光石火で勝ち越し点を奪った。「いいボールをくれた。あれは得意な形。ワンタッチでパスを出してもう1回入っていくというのは、狙いとしていたので良かった」と公式戦出場2試合目での初ゴールを喜んだ。チームはこの後に2点を追加して突き放し、終盤に失点したが4-2で逃げきった。

 スタメン出場した開幕戦で足をひねったこともあり、その後リーグ戦の出場はなく、この日もベンチスタートだった。「開幕戦、ああやってあんまり出来が良くない中で、怪我もしてしまった。少し我慢の時期なのかなとは自分で思いながらやってて、正直、もう少し時間が掛かると思ってた。怪我した時ですけど。開幕した時は、開幕戦から点を取ってやるっていう気持ちでした。そういう中で点を取れたので、もうこっちのもんかなと」と笑顔をみせた。しかし、ケガの具合に関しては「まだ完治してないので。今も、明日も多分また痛くなると思います」と慎重だった。