ドルトムントから高額の移籍金でバルセロナに加入したフランス代表FWウスマン・デンベレ(20)の移籍金が判明したと、23日付のスペイン紙マルカが報じた。

 契約内容など、機密情報を暴露する「フットボールリークス」は、デンベレの違約金の内訳を公表した。移籍金は1億500万ユーロ(約137億円)。さらに多くの追加オプションが存在する。公式戦25試合に出場した場合500万ユーロ(約6億5000万円)、50試合、75試合、100試合までの、25試合ごとに500万ユーロの最高2000万ユーロ(約26億円)が追加される。

 また、欧州チャンピオンズリーグ(CL)の優勝で500万ユーロ(2度目まで)、同出場権獲得で500万ユーロ(2度目まで)と、ともに最大1000万ユーロ(約13億円)のオプションとなっている。すべての条件が達成された場合、バルセロナはドルトムントに1億4500万ユーロ(約189億円)を支払うことになる。

 デンベレ個人の契約は1200万ユーロ(約15億6000万円)となっている。ドルトムント時代は240万ユーロ(約3億1200万円)だったため、約5倍の年俸に。また、3冠(欧州CL、国内リーグ、スペイン国王杯)を達成した場合には330万ユーロ(約4億2900万円)がボーナスとして支給される。

 バルセロナはすでにドルトムントに7000万ユーロ(約91億円)を支払っており、残りも来年7月30日に払われる予定だと報じた。