MF香川真司が所属するドルトムントが、ホームでボルシアMGに6-1で大勝し、首位を守った。

 FWフィリップが前半に2得点し、FWオバメヤンがハットトリックを決めて今季8得点としてランキングのトップに躍り出た。

 先発を外れた香川は、5-0の後半19分からMFプリシッチと交代して出場。インサイドハーフではなく、右の攻撃的な位置に入った。しかし完全にサイドへ張る形ではなく、やや中央寄りのポジションでプレーし、普段のようにボールを散らす役目を担っていた。

 大差がついた試合での途中出場となったが、「自分はそういう中でやれることをやらなきゃいけない。バランスを見ながらいくところはいきたかったですし、点を取るところは取りたかった。結果としては付いてこなかったですけど」と残念がった。

 チームは26日に欧州CL1次リーグのレアル・マドリード(スペイン)戦を控えている。先発を外れたことに関しては「(温存かどうかは)わかんないです。中盤も結構変えたんで、どういう意図が…」と歯切れは悪かったが、「しっかりそれは整理して。(Rマドリードは)おそらく今世界で一番強いチーム。ここ2〜3年は相手をリスペクトしたビッグマッチが多かったけど、この監督は、おそらくどんな相手でも自分たちが主導権を握る、ましてホームでやるなら、それを徹底してやると思う。それは間違いなく自分に合っているサッカーだと思っているので、その中でどこまでできるかっていうのは、みんなが楽しみにしていると思うし、僕自身もこのレベルでどうやれるんだっていうのは、証明していきたいです。すごく楽しみなゲームでもある。今日30分やれたことはよかったですし、次出るにしろ出れないにしろ、良い準備するだけだと思います」と気合を入れた。

 ドルトムントは5勝1分けの勝ち点16で首位。2位ホッフェンハイムに2差、3位バイエルン・ミュンヘンとは3差。