レアル・マドリードがFWベールとトットナムFWケーンのトレードを画策していると、21日のスペイン紙アスが報じた。

 17日の欧州CL1次リーグRマドリード-トットナム戦前の昼食会で、イングランド代表ハリー・ケーンの獲得について話し合いが行われたという。同選手には2億ユーロ(約260億円)の違約金が設定されており、トットナムのダニエル・レビ会長は、レアルのフロレンティーノ・ペレス会長に「ネイマールの移籍の時以下の金額では売るつもりはない」と伝えたと英紙ミラー、同サンなどが伝えている。

 また、スペインラジオのオンダ・セロはレアルが正確な金額を質問したと伝えている。トッテナム側の返答は2億ユーロだったとし、レアルは交換条件としてベールと3000万ユーロの違約金をつけているボルハ・マヨラルを提示したという。

 ボルハ・マヨラルはトットナムのポチェッティーノ監督が2年前から興味を示している選手で、昨夏も獲得を検討していたといわれる。