パチューカFW本田圭佑(31)が、ホームのプエブラ戦で3試合連続の先発出場を果たしたが、今季3点目はならなかった。

 本田は右MFに位置でプレー。序盤から相手ゴールに積極的に向かった。左からのクロスボールにゴール前、ダイビングヘッドで合わせたが、ボールは力なく転がりGK正面だった。

 前半終了間際にはゴール中央、約25メートルの距離で得たFKから直接ゴールを狙った。シュートは右ポスト内側に当たったが、ボールはインゴールとはならず、こぼれ球をクリアされた。試合はパチューカの1点リードで折り返した。

 後半8分には縦パスを受けるとゴール前へドリブルで運び、ペナルティーエリア外から左足でシュート。強いシュートだったがGK正面をつき、セーブされた。また、同28分には右CKから正確なボールをゴール前へ送り込み、味方のヘディングシュートにつなげるなど持ち前の左足キックは光った。

 そして同39分に途中交代となった。9月27日のクルスアスル戦以来、4試合ぶりのリーグ3点目とはならなかったが、随所に好プレーを見せた。

 前節終了時点で11位だったパチューカは、これで5勝2分け7敗とし、勝ち点を17に伸ばした。