バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(30)は、昨季の欧州最多得点者に贈られるゴールデンシューを受賞した。レアル・マドリードのFWロナルドに並ぶ最多4度目の受賞。授賞式では、現役引退後についてや、家族、ダイエットで苦労したことなど、さまざまな質問に答えたと、25日付のスペイン紙マルカが報じた。

 -家族ができて変わったことは

 全てに関して大きく変わった。物事の見方が変わったし、父親になったことは人生の中で一番の出来ごと。2人の父親となり、新たな子を待つことはスペクタクルだ。1人目が生まれた時は信じられない感じだったし、2人目も同じ。3人目もそうなるだろうね

 -子どもと一緒にサッカーをして遊ぶのか

 家ではあまりサッカーの話をしない。クラブや代表で具体的なことがない限り、家では話をしない

 -未来については

 何をするかは分からない。家族の中で引退後の話は何度かしているけど、まだ何も決まっていない。監督にはならないと思っているし、なれないと思っている。けど、時がたてば考えが変わるかもしれない。今現在はその感覚はない。まだ現役の時間は十分に残っているし、引退した時にわかるだろう。引退が近づいた時に少しずつ形になると思う

 -ダイエットで苦労したのは

 チョコレートだ。一番きつかったし、今でもたまに食べてしまう

 -4つ目のゴールデンシューを受賞したが

 素晴らしいものだけど、自分が大事にしているのは個人タイトルではない。欧州チャンピオンズリーグやリーグ戦を勝ちたいし、それが最優先。だけど、本当に光栄なことだよ

 -マンチェスターCについて

 パリサンジェルマンと並んで強いチーム。今この2チームが良いパフォーマンスを見せている。だが、戦いは長い。それにRマドリードも忘れてはいけない。今は調子が悪いけど、最後には優勝争いに参加している。Bミュンヘンもそうだ。けど、現状ではマンチェスターCとパリサンジェルマンが1歩先をいっている

 -アルゼンチン代表について

 自分たちにとって本当に苦しいものだった。監督が3人も変わったし、それを受け入れることは簡単ではない。それぞれにスタイルと哲学があった。今はサンパオリ監督で、予選4試合とテストマッチを何試合かした。今、チームは成長のプロセスにいる。その上、予選は厳しいものだった。予選を突破をすることが、さらに難しくなってきている

 -W杯について

 いつも通りにアルゼンチンは優勝候補の1つだ。ブラジル、スペイン、フランスのように他にも優勝候補のチームがいる