リーグ戦3試合ぶりに先発し今季初のフル出場を果たしたMF香川真司が同点ゴールをアシストしたが、不運もありドルトムントはホームで1-2で敗れた。

 インサイドハーフで先発した香川だったが、前半途中からはシステム変更に伴いトップ下に入った。0-1とリードされた後半2分、左足の強烈なミドルシュートを放ったが相手GKの好セーブに阻まれた。しかし、同12分、DFシュメルツァーの左からのアーリークロスをファーで頭で折り返し、中央でFWオバメヤンが相手DFと競りながら体で押し込み、同点ゴールをアシストした。同20分にセットプレーから失点して再び1-2と勝ち越された後の同27分にはMFプリシッチの左クロスをDFバルトラがファーで頭で折り返したところを、相手GKも飛び出しDF1人だけが守るゴールマウスに向かって至近距離から右足を振り抜いたが、ボールは不運にも倒れ込んでいたオバメヤンの背中を直撃してクロスバーを越え、同点ゴールはならなかった。同45分にもこぼれ球を中央から右足シュートを放ったが、力が入りすぎたがボールは惜しくもポスト左へ外れた。

 ドルトムントは8試合連続で白星がなく、6勝4分け5敗の勝ち点22で暫定7位。