MF長谷部誠、MF鎌田大地が所属するフランクフルトは、アウェーでDF酒井高徳、FW伊藤達哉が所属するハンブルガーSVに2-1で逆転勝ちした。

 前半9分にセットプレーからDFパパドプーロスにヘディングシュートを決められて先制されたが、同16分にFWボルフが右45度から右足シュートを決めて追い付き、同24分にはカウンターから右クロスをMFガチノビッチが右足で流し込んだ。

 フランクフルトの長谷部は2試合連続でベンチ入せず、鎌田もベンチ外。ハンブルガーSVの伊藤は1-2とリードされた後半22分から出場したが、酒井高はベンチ入りも出番はなかった。

 酒井高は「(出場時間が)0分になるっていうのは予想してなかった。チーム状況なんでしょうがないと思う」としながらも、3試合連続で勝ち星なしの結果に「結果主義で代えられた自分の立場としては、結果主義で変えてくれよという思いはありますけどね」とやや不満げな様子だったが、「怪我せずに最後まで今年を終われればいいと思います」と気を取り直した。

 フランクフルトは7勝4分け5敗の勝ち点25で暫定5位。ハンブルガーSVは4勝3分け9敗の勝ち点15で暫定16位。