冬の移籍期間を前に、ACミランのGKドンナルンマが再び注目されている。来年1月にもミランを去る可能性があるという。13日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。

 ドンナルンマは今年夏にミランから出て行く可能性が高かったが、最終的に2021年までの契約更新にサインした。しかし、今になってドンナルンマ自身がミラン側から精神的なプレッシャーを受け、ほぼ強制的にサインを迫られたことを明かした。またその時に選手側は契約条項にバイアウト条項、いわゆる違約金が盛り込まれたと考えていたが、実は契約に入っていなかったことが発覚。つまりミランはいかなる額でもドンナルンマを売却することができ、クラブにとって有利となる。

 これにより代理人はこの契約の無効を訴えている。

 パリサンジェルマンとレアルマドリードが同選手の獲得を狙っている。一方で、ミランとライオラ代理人の間で今後話し合いを行われ、解決する可能性もある。