MF森岡亮太が所属するワースランドベベレンは、ゲンクに3-3からのPK戦で敗れ、4強進出はならなかった。

 トップ下で先発した森岡は1-2とリードされた前半44分、ループシュートで同点ゴールを決めたが、後半ロスタイムにFKを決められ、2-3となったところで退いた。

 チームはその直後に森岡と代わったFWミニーのゴールで再び同点に追いつき、延長戦でも決着がつかずPK戦にもつれこんだが、2-4で敗れた。

 激しい雨の中で行われ「普通にフットボールするのが難しい状態でしたね」と森岡。しかし、その中でも1点目のオウンゴールを誘発するCKをキックし、「イメージ通り」と技ありのゴールも決めた。終盤での交代は「正直、僕があのピッチでどうこう出来るって言うよりかは、パワープレーという選択肢だったんじゃないですか」と納得。逆に交代選手が同点ゴールを決め「前(線)は、彼が入って変わりましたよね。チャンスにしっかり決めてました」と評価した。カップ戦敗退には「こればっかりは、しょうがないですね。負けちゃったんで」とサバサバした様子だった。