DF吉田麻也が所属するサウサンプトンは、ホームでFW岡崎慎司が所属するレスターに1-4で敗れた。

 吉田はセンターバックで2試合連続の先発。今季2得点目を決め好守も見せたが、1-3の後半24分にはパスカットからのカウンターを受け、ニアへ走り込んだ岡崎に前へ入られて4点目のゴールを奪われた。

 以下は吉田との一問一答。

 -今日はチームがどうかしてしまったのか

 吉田 自分たちのミスで自滅してしまったかなと思います。まさか前半に3失点するとは想定していなかったですし。後半に盛り返したかったですけど、岡ちゃん(岡崎)に息の根を止められた感じですね。

 -前半、チームは何かを呼び起こそうとトライしていたと思うが、それができなかったのは疲れなどが原因?

 吉田 入り方自体は良かった。ただ、自分たちのミスが…。1点目も2点目も、3点目、4点目もそうですね。(原因は)自分たちのミス。説明は難しいですけど。

 -点を取られる時に数的不利の状況で攻められることが多かった

 吉田 レスターはそれが得意。そこの部分をケアしなければいけなかったのに、できていなかった。

 -自分のゴールで息を吹き返せるかなという感じもあったが

 吉田 0-3で折り返して、次のゴールが大事だと思っていたので、そこで決められたところまでは良かったですけど…。冷静に試合が終わった後に考えてみれば、クロスが上がって、岡ちゃんが(高さで勝る)僕とかフレイザー(フォスター)に競り勝つのは難しいから、ニアしか選択肢はなかったはずなのに、そのニアでやられてしまった。対処できたはずなんですけど、自分自身も冷静にプレーできていなかった部分があった。あのゴールは結局、息の根を止められた決定的なゴールだったと思います。

 -他ならぬ岡ちゃんにやられて悔しい思いは?

 吉田 岡ちゃんだからということはないけど、彼の特徴を十分に分かっている上でやられてしまったのは…。まあ、1点目はどうしようもないと思うけど、2点目に関しては、岡ちゃんの特徴を把握している自分がやられてはいけない失点だったと思います。

 -これから連戦が続くし、切り替えていかないといけない

 吉田 またチェルシーとは難しい試合になるだろうし、トットナムとマンチェスター・ユナイテッドとの対戦も残っているので、苦しい状況に陥ってしまわないように早く盛り返したい。勝ち点3がほしいですね。