欧州王者レアル・マドリード(スペイン)が南米王者グレミオ(ブラジル)を1-0で下し、大会初の2連覇でバルセロナと並ぶ3度目の優勝を果たした。

 グレミオは前半28分にDFのエジウソンが狙ったFKが唯一のシュートだった。期待のルアンも後半は足が止まって見せ場をつくれなかった。レナトガウショ監督は「われわれはシーズンの終わりなので、選手たちは疲れ切っていた」と体力面の差を敗因に挙げた。南米代表として12年のコリンチャンス(ブラジル)以来の優勝はならなかったが、22年ぶりにリベルタドーレス杯を制したシーズンを振り返り、監督は「ファンは誇りに思っているはず」と胸を張った。