サッカー日本代表でインテルミラノDF長友佑都(31)が、ツイッターで全国高校サッカーの7日間で5試合という超過密日程に警鐘を鳴らした。

 8日の決勝で前橋育英(群馬)が劇的な決勝ゴールで初優勝した試合を受け、同日に「高校サッカーの感動の裏で、決勝に上がった2校の日程見て驚いた。1週間で5試合。。いろいろな事情はあるんだろうけど、もう少し選手ファーストで考えてほしいな。選手が潰れてからでは遅いよ。」と投稿した。

 決勝戦で敗れた流通経大柏(千葉)の本田裕一郎監督も、試合後の会見で過密日程について苦言を呈していた。自身も名門・東福岡で全国のひのき舞台でプレーした長友。そんな先輩からの投稿には、MLBで活躍するダルビッシュ有投手もリツイートするなど、スポーツ界への波紋は広がりそうだ。

 今大会は12月30日に開幕し、1月8日までの日程。決勝に残った2チームは1月2日の2回戦からの登場だったが、仮に1回戦から勝ち上がれば9、10日間で6試合をこなすことになっていた。