ACミランなどで活躍し、リベリアの大統領となるジョージ・ウェア氏の独占インタビューを、21日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが掲載した。

 「我が国はアフリカで最古の国の1つであるのに、道路、電気、水、仕事などが足りない。これはあり得ないことだ。私がしっかりした道路や職を増やすことを約束する。大統領選で約束したことを守る。このリベリアに何が必要なのかをわかっているから。そしてこの国を支えなしに自立した国にし、輸出ができるようにして、農業を復活させたい。やらなければならないことはたくさんある。私は少しでも早く始めたい気持ちだ。国民と同じように興奮している。そして皆で力を合わせて、それが実現できると信じている」

 同氏は湿度90%の中でウェア・オール・スターズのキャプテンとして14番の赤いユニホームを着てリベリア軍のサッカーチームと試合を行い、90分プレーしてチームの2得点のうち最初のゴールを入れた。試合は2-1でウェア氏のチームが勝った。「次はいつサッカーができるかわからない」と話した。

 ウェア氏はリベリア第24代目の大統領になる。就任式は22日に3万5000人が入るスタジアムで行われ、その後に盛大な昼食会、夜には舞踏会が開かれる。世界中から200人以上の記者が取材のため来て、友人のエトー、カロン、ムンタリらも式に参加する予定という。