国際サッカー連盟(FIFA)の幹部は22日、試合結果を左右する誤審を防ぐために試験導入されているビデオ判定について、6月に開幕するワールドカップ(W杯)ロシア大会で「確実に使われるだろう」との認識を示した。インファンティノ会長も既にW杯でビデオ判定を導入する意向を示している。

 「ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)」と呼ばれるシステムで「得点」「PK」「退場」「反則した選手の人定」の場面での誤審を防ぐのが目的。FIFA主催の大会では昨年のコンフェデレーションズカップなどで用いられた。