FW本田圭佑が決勝ゴールをアシストし、パチューカの後期2勝目に貢献した。

 右サイドでアウェーでのベラクルス戦に先発。アロンソ監督が退席処分となった直後の前半35分、右CKを左足で低い弾道でニアを狙ったキックを放つと、相手DFの前に出たMFグティエレスが頭を合わせたボールは大きな弧を描いて相手GK、DF陣の頭上をふわりと越え、ファーのポストをたたきながらゴールに飛び込む先制ゴールとなった。本田は後期4アシスト目で、後期全試合で得点に絡む活躍となった。

 後半は守備重視となった戦術と前半早々にイエローカードを受けたこともあり、同27分にFWパラシオスとの交代を告げられた。やや怪訝そうな表情でゆっくりと歩いてピッチを去り、後期の連続フル出場は5試合で止まった。

 パチューカは前半の1点を守り抜き、後期初の無失点で連敗を2で止め、2勝1分け3敗で勝ち点を7とした。