欧州リーグ決勝トーナメント2回戦第2戦で、ドルトムントはザルツブルク(オーストリア)と0-0、2戦合計1-2で敗退した。

 この試合でマリオ・ゲッツェとマルコ・ロイスがハーフタイムに交代。16日の独紙ビルトによると、シュテーガー監督は「マリオに関しては全く納得できなかった。我々がやろうとしていたことをまったくできていなかったら、他の選手にチャンスを与えなければ」とコメント。オーストリアテレビのインタビューに対して「我々が見たかったのはつまり安定感のあるパスプレー、危険なポジションへの動き、縦へのアクション。そうしたものがまったく見られなかった」と補足説明していた。

 一方のロイスは別の問題を抱えていた。「彼は股関節部分に問題を抱えていた」とシュテーガー監督。交代で入ったフィリップとイサクはいくらか試合の流れを変えたが、全体的にはおとなしいままだった。

 同監督はゲッツェだけではなく、チームの大部分に厳しい言葉を残した。「ピッチ上でヒールやトゥーキックでのプレーでも問題ないと考えていたら、試合には勝てない。チャンスがなくてもまったく不思議ではない」。

 欧州リーグ敗退でドルトムントの目標は、ブンデスリーガでの来季欧州CL出場権獲得だけとなった。