バイエルン・ミュンヘンFWロベルト・レバンドフスキとレアル・マドリードの間ではすでに移籍で合意に達していると、17日のスペイン紙ムンド・デポルティボが伝えたと、独紙ビルトが報じた。残るはBミュンヘンとのクラブ間交渉だという。

 ただ問題はレバンドフスキはBミュンヘンとの21年まで契約しており、クラブは手放すつもりはない。レバンドフスキは代表取締役カールハインツ・ルンメニゲと会長のウリ・ヘーネスに移籍の許可を取り付け、Rマドリードは最低でも1憶ユーロの移籍金を準備しなければならない。

 一方でドルトムントでオバメヤンやデンベレが起こしたストライキを、Bミュンヘンとしては何としても防ごうとしている。

 スペイン紙によると、レバンドフスキの新しい代理人ピニ・ツァハビとRマドリード会長の右腕ホセアンゲル・サンチェスとの間で何度も話し合いがあったという。2年契約+1年のオプション。年俸1600万ユーロでオファーされているようだ。また、Rマドリードのほかにパリサンジェルマン、アーセナル、チェルシーとも話し合いがあったようだ。レバンドフスキはRマドリード移籍を熱望しているが、レアルの第一候補はトットナムのハリー・ケーンだという。トットナム会長のダニエル・レビーはケーンを手放すつもりはなく、ケーン自身もイングランドを(まだ)去るつもりはないという。レアルはネイマールの獲得も画策中。こちらは19年までは可能性はないようだ。そうした流れからレアルはレバンドフスキに狙いを定めてきている。