ポルティモネンセの日本代表FW中島翔哉(23)に、アトレチコ・マドリードやドルトムントなどビッグクラブから獲得の申し出があったことを、サンパイオ会長が明かした。海外移籍1年目でチーム2位の9得点で評価は急上昇。初招集となった日本代表のマリ戦(3月23日)でも1得点を挙げ、成長を見せている。ウォルフスブルクや同じポルトガル1部で強豪のベンフィカやスポルティングなど欧州CL常連クラブからのオファーも届いているという。

 ホームでのモレイレンセ戦では3点を先行されてから、3得点に絡み、大逆転劇に貢献した。日本代表でも「各選手の特徴を見ながらできたのは良かった」と話すなど、手応えを感じている。急成長を遂げる中島がW杯(ワールドカップ)でさらなる活躍をして移籍金が高騰する前に、多くのビッグクラブが獲得に乗り出した。