7日のシャルケ戦でチーム2点目を演出したハンブルガーSVのMF伊藤達哉(20)は、今シーズン残り試合でも良いプレーを続けることができれば、夏にワールドカップ(W杯)出場をつかむかもしれないと、14日付の独紙ビルトが報じた。

 浦和で選手と監督両方で活躍したギド・ブッフバルト氏は、伊藤の能力を評価しており、日本代表としてW杯出場の可能性があること話した。「タツヤにはまだW杯出場へ滑り込めるチャンスがあると思う。常に1対1の勝負に向かうプレースタイルはピッチ上で特別な武器になる。日本の試合における重要なファクターになりうる。伊藤のような選手はいつでもチームに必要だ」と、日本の切り札になることが可能だと話した。