ブンデスリーガで最下位ケルンはシャルケと2-2で引き分けた。23日の独紙ビルトは以下のように報じた。

 残り3試合で入れ替え戦に回る16位との勝ち点差8という状況では、ケルンの降格は99%確定したといってもいいだろう。

 試合後、ケルンのほぼすべての選手、スタジアムのファンの目には涙があった。GKホルンは「0-2からの追い上げ劇はすごかった。僕にとってとても感情的な瞬間だった。ほぼ降格が決まった僕らがこれだけのプレーを見せたんだ。チームのことを誇りに思うよ。ゴール裏のファンは試合後、僕らに拍手を送ってくれた。僕らはユニホームを脱いで彼らに投げ込み、彼らはそれを喜んでくれた。こんなことはケルンでしかありえないよ」とコメントした。

 DFハインツは「自然と涙がこぼれていた。18位のチームでこんな雰囲気はないよ。他のスタジアムだったら、シーンとなっていただろうね。それでも僕らは自分たちが今シーズンしたことをわかっている。ファンにとって本当に申し訳ない」と話した。