ローマ(イタリア)は3バックの脇のスペースをサラーやマネに何度も突かれ、大量5失点を喫した。ディフランチェスコ監督は「システム以前の問題で、あれだけ中盤で競り負ければバランスは崩れてしまう」と、リバプールの気迫に押されたことを敗因に挙げた。

 バルセロナ(スペイン)との準々決勝も第1戦で1-4と大敗したが、ホームで3-0としてアウェーゴールで上回って4強入りした。再び3点を追う状況となり、指揮官は「まだ勝負は終わっていない」と第2戦を見据えた。