第1戦が行われ、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)はホームでレアル・マドリード(スペイン)に1-2で逆転負けした。

 前半8分、FWロッベンが右クロスを上げた時に相手選手と交錯して左足を痛め、早々と負傷退場する苦しい立ち上がりとなったが、同28分、カウンターからMFロドリゲスの縦パスにフリーで抜け出したDFキミヒがドリブルでペナルティーエリアに進入し、相手GKナバスとの1対1を制して右足でたたき込んで先制に成功した。しかし、同34分にDFボアテングも負傷して交代するアクシデント。その10分後に一瞬のスキを突かれてDFマルセロに同点弾を決められ、後半12分にはミスからMFアセンシオに勝ち越し弾を許した。終盤にMFリベリがドリブル突破から決定機を迎えたが、右足シュートはナバスの好守に阻まれ、FWレバンドフスキの至近距離からのシュートも枠を外し、追いつくことはできず、今季のホームでの無敗記録が22試合でストップした。

 第2戦は5月1日にマドリードで行われるが、5季ぶりの決勝進出は厳しい状況となった。