MF長谷部誠が所属するフランクフルトがリーグ覇者のバイエルン・ミュンヘンを3-1で下し、30季ぶり5度目の優勝を果たした。

 一発退場となった第31節ヘルタ戦以来、4試合ぶりの公式戦で先発した長谷部は、中盤の底で出場。前半30分にはファウルを取られてしまったものの、ワールドカップでも対戦するポーランド代表FWレバンドフスキに激しいタックルを見舞い、同38分にも空中戦の競り合いで今度はチャージをお返しされたものの、レバンドフスキのイエローカードを誘発した。

 後半37分にはMFボアテングとともにコロンビア代表MFロドリゲスのボールロストを誘発し、そこからのつなぎでフランクフルトが決勝点を奪うなど、チームのタイトル獲得に大きく貢献した。(鈴木智貴通信員)