最終節が行われ、日本代表DF酒井宏樹(28)が所属する4位マルセイユは、ホームでアミアンを2-1で下した。順位は変わらず来季の欧州CL出場(3位以内)はならなかったが、欧州リーグの出場権を得た。酒井宏はフル出場。

 酒井宏は負傷の影響で欧州リーグ決勝は出られなかったが、欧州の舞台にも立つなど今季もレギュラーとして活躍した。充実したシーズンに思われたが「何も得られないシーズンだった」とガッカリ。去就については残留が基本路線も「欧州CLは夢であるんで。ちょこちょこそういう話はある」。この後は日本代表に合流する。「僕的には初めてのワールドカップだと思っている。前回の記憶は消しました。(今回は)いいものを得られるように、しっかり自分が出られるようアピールをしたい」と意気込んだ。(松本愛香通信員)