レアル・マドリード(スペイン)FWクリスティアーノ・ロナウド(33)が、まさかの乱入者によってゴールを阻まれた。

 FWベールの2得点で3-1とリードして迎えた後半ロスタイム、エースとして是が非でもゴールを奪いたいロナウドは、勝利が確実な状況でも積極的にリバプールゴールへと迫った。

 ペナルティーエリア右サイドからドリブルで切り込み、シュートを打とうとした瞬間、目の前に飛び込んできたのは、まさかまさかの“珍客”だった。

 警備員を振り払い、ピッチに走り込んできたのは白いTシャツで黒いズボンの男。ロナウドは思いがけない相手が目に入り、シュートを打てず…。主審の笛も鳴ってプレーは止まり、その鼻先で男は警備員に押さえ込まれた。

 無得点に終わり、欧州チャンピオンズリーグ史上初の3連覇に華は添えられなかった。それでもビッグイヤーを手にしたロナウドは、ピッチで満面の笑みを浮かべた。