前日本代表監督のバヒド・ハリルホジッチ氏(66)が、フランス1部の古巣ナントの新監督候補となったと同氏が暮らすフランスの複数メディアが報じた。

 4日付ウエスト・フランス紙の電子版は「FCナントがカルドソ氏とハリルホジッチ氏と面会した」と伝え「ラニエリ前監督の後任者を見つけるために活動を続けている。この月曜日、クラブ幹部は、新たにミゲル・カルドソ氏と、バヒド・ハリルホジッチ氏と面会した」と書いた。

 本命をカルドソ氏と伝え、クラブOBでもあるハリルホジッチ氏については「彼は日本代表の解任以降ポストについていない」とした。

 ハリルホジッチ氏は、解任後の日本サッカー協会の記者会見で名誉を傷つけられたとし慰謝料1円と、新聞や協会ホームページでの謝罪広告などを求め東京地裁に提訴している。