オーストラリアAリーグの強豪メルボルン・ビクトリーのMF本田圭佑(32)が18日、初めてチームの戦術練習に加わった。ミニゲームで攻撃パターンを確認。4-3-3で中盤の攻撃的な位置、インサイドハーフに入った。20年東京オリンピックを見据えボランチ転向の意思を固め、指揮官にも伝えている。まだ開幕まで2カ月近くあるが、まずは理想の1つ前のポジションを任されそうだ。

 本田の望む中盤の底には主将のバレリ、すぐ左には10番を背負うトロイージが入った。日豪の代表経験者で中盤の強力な逆三角形を形成。加入間もない本田はその後は別メニューで、先に練習を切り上げた。(メルボルン=八反誠)