FWメッシが大会初となる8度目のハットトリックを達成し、バルセロナ(スペイン)がホームでPSV(オランダ)との開幕戦を4-0で圧勝した。FWロナウド(ユベントス)と7度で並んでいたが、それを抜き去った。

前半32分、ゴールほぼ中央23メートルの位置からのFKを左足でキック。ボールは5枚の壁の頭上を越え、鮮やかにカーブしながらゴール右隅へ突き刺さる先制ゴールとなった。後半30分にFWデンベレが右足ミドルシュートを決め2-0となった同32分には右からペナルティーエリア内へ飛び込み、ラキティッチの浮き球のスルーパスをダイレクトで左足で流し込んでチーム3点目を奪った。さらに同34分にDFウムティティが2枚目のイエローカードで退場となり数的不利となった後の同42分、FWスアレスのダイレクトのスルーパスに走り込み、右足で自身の3点目を決めた。

バルベルデ監督は「メッシの凄さはいつでも見ている。特別なプレーを日常的にしてくれる。試合の均衡を破る得点をFKで決めてくれた」、ファンボメルは「メッシはバロンドールを取ろうが取らないが、世界一の選手」、ラキティッチは「どうか、メッシの調子はこのまま止まらずもっと多くのゴールを決めて欲しい」とエースを絶賛し、ゴール量産に期待をかけた。

バルセロナはこの勝利でホームでの連続不敗を27試合(25勝2分け)と伸ばした。

インテルミラノ(イタリア)は終了直前のFWイカルディ、MFベシノのゴールでトットナム(イングランド)にホームで2-1で逆転勝ちした。