7季ぶりの欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場となったインテルがトットナムを相手に劇的勝利を挙げた。後半8分にエリクセンに先制点を許した後、同40分にイカルディが見事なボレーシュートで同点弾。さらに同ロスタイムに劇的な決勝ゴールを決めた。

6万4000人以上の観客で埋め尽くされたスタジアムは、大歓声とともに歓喜するインテル・サポーターで文字通り揺れたと、19日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトは伝えている。

同紙によると、欧州CLデビュー戦で初ゴールを挙げたイカルディは「アサモアのクロスは完璧すぎるものだった。私の位置にピンポイントで来たし、幸運にもうまく行った。今夜は素晴らしい夜だった。私たちはこれを3カ月も待っていた。インテルは相手が誰であれ、戦うことができる強いチームだ。リーグ戦は序盤はいいものではなかったが、この勝利により大きな力を私たちに与えてくれ、リーグでもさらなるものを出すことができるだろう」とコメントした。

また、イカルディの妻ワンダさんはインスタグラムに「喜びの涙。1度も疑いを持ったことはないし、誇りに感じる。マウロ・イカルディ、欧州CLにようこそ。私はあなたを愛しているわ、キャプテン」と書き込んだという。