今季からジェノアに入ったFWピアテクはセリエAで7試合に出場して9得点で、得点ランクトップに立っており、ビッグクラブからも注目されている。

17日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトによると、ジェノアのプレツィオージ会長は「今年5月末にイビザにある家のテレビで試合を見て、ピアテクをすぐに獲得しようと決めた。そして翌日には獲得していた。いい選手であることはひと目でわかった」と話した。

さらに「今はピアテクを獲得したいという、たくさんのクラブから連絡を受けている。しかし、移籍金は決めていない。私に連絡をしてきたクラブと話し合って決める。(ナポリの)デラウレンティス会長が私と話をしたと言っている? それは彼が言うことだ。私は誰と交渉の話をしたかは絶対に明かさない」としている。

ジェノアはピアテクをたったの400万ユーロ(約5億2000万円)+ボーナス50万ユーロ(約6500万円)で獲得したが、4カ月以上たった現在は10~12倍の額の選手となっている。これまでプレツィオージ会長は、ミリト、チアゴ・モッタ、パラシオ、ラフィーニャ、ブルサリコ、クレスポ、ジョバンニ・シメオネらを獲得して大型選手に育て上げ、高額で放出している。