FW久保裕也が所属するニュルンベルクはホームでホッフェンハイムに1-3で敗れた。ベンチスタートの久保は後半41分から途中出場したが無得点だった。ニュルンベルクは2勝2分け4敗、ホッフェンハイムは3勝1分け4敗となった。

久保は後半41分にピッチに入り、右サイドでプレー。ロングボールを多用する攻撃に変化をつけようと前線から下がってパスを受けてリズムを作ろうとするが、出場時間が少なかったため、大きなアピールはできなかった。

主な一問一答は以下の通り。

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-終盤での出場だったが?

久保 そうですね、負けてたんでもっと早くチャンスが来るかなと思ってたんですけど。遅かったなという感じですし。それ以前にチームがもっと攻撃的にならないとだめかなと思います。おそらく、このチームだと攻撃陣は数少ないチャンスをものにしないといけないので、その中で多分、僕はまだ1点も取ってないですし。そういう目に見える結果を少ない(チャンスの)中で残していけば、たぶん試合にも使われ続けるかなと思っています

-前半はいい感じで守備ができていたし、攻撃も悪くはなかった?

久保 守備だけに追われて、攻撃の部分でパワー使えないという状況が続いていたかなと思いました。ちょっと後半は引きすぎてましたし、自分たちがボールを持った時の攻撃がなさ過ぎたかなと。

-今後、どうアピールしていくつもりか?

久保 やっぱりボールを受けたときのクオリティーとかで違いをみせるしか、そこをよくするしかないかなと思います。僕がディフェンスをいくら頑張っても、ディフェンダーの選手ではないので。

-ドイツに来て2カ月ほど経った。ベルギーリーグと比較してどうか?

久保 チームの状況が全く違うなというのはあります。ヘントにいたときは、ヤングボーイズの時もそうですけど、リーグの中では常に勝てるチームがあったので、チャンスも多かったですし、攻撃の部分で自分が力を発揮できればよかったですけど。こういう残留争いをしているチームはやっぱり守備から入らないといけないので。そこの違いはあるかなと思います。

(中野吉之伴通信員)