マンチェスターCのグアルディオラ監督は、マンチェスターU戦の前にテイラー主審についてコメントしたことでFAへ6万ポンド(約915万円)の罰金に直面していると、13日に英国複数メディアが報じた。監督は試合前に審判に対するコメントをすることを許可されていない。ニューカッスルのベニテス監督も先月、クリスタルパレス戦を前に主審についてコメントしたのが不適切な言動だと判断され、FAから罰金を科されていた。

マンチェスター出身のテイラー主審はアルトリチャム(5部)のファンだと公言していたにもかかわらず、マンチェスターUのファンではないかといううわさが出ていた。それに関して記者から質問を受けた同監督は「テイラー主審はマンチェスター出身だけど、どのチームを応援しているのか、みんな知っているの? 良い試合になるように努力してくれると思うよ。イングランドや欧州でみんなが注目している試合だ。審判はミスしたいと思って試合に臨まない。マンUのファンだとしても、マンCのファンだとしても、誰もが好きなチームを応援できるよ。問題ない」とコメントしていた。

グアルディオラ監督は不服がある場合、15日午後6時までに異議申立てをする必要があるという。