長谷部誠が所属するフランクフルトは昨季11試合終了時で勝ち点18の7位、13得点は10位以内のチームでは最も少なかった。今季はヒュッター監督の下、同時期で勝ち点20の4位、得点26は首位ドルトムントの33点に次ぐリーグ2位としている。

13日の独紙ビルトは、現在のチームの攻撃的プレーはスペクタクルで、これほどのパフォーマンスは久しぶりだと伝えた。アレア、ヨビッチ、レビッチの3人は総得点26点中21点をマークし、25得点に絡んでいる。

同紙は好調の要因を3点挙げ、選手のコメントを紹介している。

・ハイプレス

デグズマン「昨季もすごく多く走っていたが、今はそれ以上にボールとともに走り、よりアグレッシブにプレーをし、高い位置からプレスをかけている」

・豊富な経験

アレア「昨季のニコ(コバチ監督)はすごい仕事をしたが、今はチームとしてよりよくなっている。多くの選手は経験を積み上げているからだ」

・プレーの喜び

ダコスタ「僕らはハングリーだし、いつでも多くのゴールを取りたいと思っている。それがプレーへの喜びをもたらしている。いつでも前への気持ちを持っているし、それが今シーズンの自分たちのプレーを象徴している」

同時に、ドルトムント元監督のシュテーガー氏がオーストリアの同胞監督の仕事ぶりに「ヒュッターの成功は驚きではない。素晴らしい監督でオーストリアとスイスで優勝を果たしている。彼のチームはいつでも非常に速く成長を示す」とコメントしたことを紹介している。