オーストラリアAリーグの強豪メルボルン・ビクトリーMF本田圭佑(32)が実質的な監督を務めるカンボジア代表が20日、ホームで東南アジア選手権(スズキカップ)第3戦を戦い、ラオスに3-1で快勝した。

本田監督の就任後、カンボジアは国際親善試合を6試合戦い、ついに初勝利。ただ、初の公式戦スズキカップは1次リーグ1勝2敗、敗退が決まった。

次戦は24日にアウェーでベトナムと対戦するが、本田監督は、所属するメルボルン・ビクトリーに戻るため、指揮を執らない。

なお、就任後の通算成績は1勝1分け4敗となった。

就任後6戦目、うち実際に指揮を執ったのは3試合。初勝利をベンチで、ピッチの選手たちとともに味わうことができた本田監督は、自身の有料メルマガ「CHANGE THE WORLD」で次のように語っている(一部抜粋)。

-監督として初勝利の気分は

本田 ほっとしてる正直。1勝もできないということの危機感に対するノルマを達成した、ホッとした気持ちの方が強いですね。

-監督としての勝利と選手としての勝利は違うものか

本田 選手としての勝利はハツラツとした喜びがあるかな。監督としての勝利は、他の監督にも聞いてみなわからんけど、僕はまだ1勝目で、選手としての1勝目と比べるとやっぱり落ち着いてるかなって印象がありますけどね。