ハダースフィールドが獲得を狙っているとされるFW岡崎慎司(32)について、所属するレスターが獲得オファーを拒否したと10日付の地元メディア「レスターシェアライブ」が伝えた。

リーグ戦20位、最下位のハダースフィールドは、21試合で13得点(リーグ20番目)と攻撃陣がふるわず、課題を残している。1月の移籍市場で残留の打開策として岡崎の獲得を目指していたという。岡崎の契約は今季終了まで。契約延長をしなかった場合、レスター側は移籍金を得られる最後の機会だったが、獲得オファーを拒否したと報じた。

岡崎は今季リーグ戦全21試合中、13試合に出場も先発は1試合のみ。まだ得点を挙げられておらず、苦しいシーズンとなっている。移籍について先月のインタビューで「わからない」と話していたという。「あまり話すことはできないが、家族同然のレスターを愛しています」と、レスターが愛着のあるクラブだと話していた。

さらに「移籍するかはわからないが、(今後も)ヨーロッパでプレーしたい。22年にW杯があり、そこでまたプレーしたい」とコメント。Jリーグへ戻る考えがなく、欧州でプレーを続けて22年W杯カタール大会を目指したいことを明かした。