ポルトガル1部ポルティモネンセの日本代表MF中島翔哉(24)がカタール1部アルドゥハイルに移籍する件について、これはパリサンジェルマン(フランス)が「ファイナンシャル・フェアプレー・ルール(FFP)」をかいくぐる方策だと、30日の英紙サン(電子版)が報じた。

FFPとはクラブの財政健全化を目指し、支出が収入を上回ることを禁じるなど欧州連盟が独自に施行しているルール。

アルドゥハイルのオーナーはカタール王室であり、パリSGも所有している。同時にパリSGは高額な選手への報酬や移籍金などを厳しく調査されている状態で、中島の移籍金は3500万ユーロ(約43億8000万円)とされる。そんな中、アルドゥハイル経由で期限付き移籍という形を取れば、同ルールに抵触せずに中島を獲得できることが可能になるという説だ。