サッカーのFW岡崎慎司(33=レスター)が、来季のスペイン挑戦を目指していることが9日、分かった。

12日の最終節を前にした8日、レスターが岡崎の今季限りでの退団を発表。日本代表歴代3位の通算50得点を記録しているストライカーは、今夏でのスペイン移籍の道を模索している。

岡崎は15年にブンデスリーガのマインツからレスターに加入。誰も予想しなかった15-16年シーズンのプレミアリーグ制覇に主力として貢献した。公式戦通算135試合19得点。昨冬には同じプレミアリーグのハダースフィールドからオファーがあったが、奇跡の優勝を成し遂げた1人としてクラブに慰留され、残留を決めていた。

ドイツ、イングランドと渡り歩き成果を出した岡崎。さらなる挑戦としてスペインリーグを第1候補に、移籍先を模索中だ。J1神戸など国内の複数クラブも獲得の可能性を探って動向を注視しているが、関係者によれば国内復帰の意思はないという。36歳で迎える22年W杯カタール大会を目指す岡崎のスペイン行きが実現するか、注目される。