元日本代表監督で、現在フランスリーグのナントで指揮を執っているバヒド・ハリルホジッチ氏(67)が、モロッコ代表の次期監督に就任する可能性が出た。

14日発売のフランスフットボール誌によると「モロッコサッカー連盟が、エルベ・ルナール現監督の後任者として、ハリルホジッチ氏のことを強く思っている」と報じた。同誌はさらに「ナントで監督のハリルホジッチ氏とキタ・ファミリー(オーナー)間の関係が好調ではないことは、誰にとっても秘密ではない」とも掲載している。

ハリルホジッチ氏は97年から2年間、モロッコリーグのラジャ・カサブランカ監督としてリーグ戦を2連覇し、クラブをアフリカ王者にも導いた。同誌によると「97年チャンピオンタイトルを獲得し、アフリカチャンピオンズリーグで優勝したラジャ・カサブランカのトップでの通過以来、(モロッコでは)すばらしい評価を維持していた」とも報じた。

(松本愛香通信員)