スペインリーグが今冬の移籍市場終了を受け、13日に発表したスペイン1、2部のサラリーキャップ(移籍金の減価償却費及び選手年俸)の金額について、スペイン紙アスが14日に報じている。

1部リーグトップはバルセロナで6億5640万ユーロ(約787億6800万円)。前回発表された2019年9月と比べ1500万ユーロ(約18億円)減となっている。

2位はレアル・マドリードで、6億4110万ユーロ(約769億320万円)、3位はAマドリードで3億4850万ユーロ(約418億2000万円)と続いた。両クラブとも前回からの変動はなかった。

MF久保建英がプレーするマジョルカは3350万ユーロ(約40億2000万円)で、1部最下位。それでも前回から350万ユーロ(約4億2000万円)アップしている。

MF乾貴士所属のエイバルは4710万ユーロ(約56億5200万円)で16位。前回と同じだった。

2部リーグに目を向けると、トップはジローナで2930万ユーロ(約35億1600万円)で、1部リーグ最下位のマジョルカには及ばなかった。

日本人関連クラブでは、FW岡崎慎司がプレーするウエスカは1700万ユーロ(約20億4000万円)で4位。前回より70万ユーロ(約8400万円)増。MF柴崎岳のデポルティボは1340万ユーロ(約16億800万円)で5位。前回より210万ユーロ(約2億5200万円)増。MF香川真司のサラゴサは820万ユーロ(約9億8400万円)で13位。前回より60万ユーロ(約7200万円)増。GK山口瑠伊所属のエストレマドゥラは620万ユーロ(約7億4400万円)で14位。前回と同じとなった。

(高橋智行通信員)