スペイン1部エスパニョールは17日、合計6人が新型コロナウイルスの陽性反応を示したことを公式サイトで発表した。

症状は全員軽度であり、現在は医師の指示に従っている。クラブは具体的な名前を公表しなかったが、スペイン紙スポルト電子版によると、選手4人、コーチングスタッフ2人が感染しているという。

スペイン紙マルカ電子版によると、エスパニョールは数日前よりチームでの活動を停止し、選手たちは自宅待機になっている。自宅ではクラブの指示によるトレーニングと食事面のガイドラインに従っているとのこと。また食事には免疫力を高める製品も含まれている。

しかし、チームは数日前まで活動していたため、新型コロナウイルスの感染者の数が今後数日間で増加する可能性も捨てきれないという。

すでにスペインの1部リーグではバレンシアのガライ、マンガラ、ガヤなどの感染が明らかになっている他、メンバーの35%が陽性反応を示したと発表されている。

(高橋智行通信員)