バルセロナのロナルド・クーマン新監督は24日、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス(33)に「戦力外通告」をしたとスペイン紙ムンド・デポルティボが同日に伝えている。

休暇中のルイス・スアレスにはプレシーズンの日程が全く教えられていないとのこと。24日にクーマン監督と電話で短時間話し、新シーズンの構想に入っていないことを説明されたという。チームは30日に新型コロナウイルスのPCR検査を実施し、プレシーズンを開始する予定になっている。

スアレスの契約は来年6月30日まで残るものの、移籍先を探す必要がある。スペインのラジオ局RAC1は、スアレスの弁護士が選手の契約解除についてクラブと交渉すると伝えている。

スアレスについては先週、ブスケツ、ジョルディ・アルバとともにクーマン監督の戦力外リストに含まれていると伝えられたばかり。その中で同紙は24日、ジョルディ・アルバに関しては選手本人が3日前にクーマン監督と話した結果、ベストのパフォーマンスを見せることを条件に、新シーズンの戦力に含まれることが確実になったことを明かしている。

(高橋智行通信員)