日本代表MF南野拓実(26)が所属するリバプールが4-0で、同DF冨安健洋(23)のアーセナルに大勝した。

南野は3点リードの後半31分からジョタに代わって途中出場。1分後にアレクサンダーアーノルドの右クロスを右足で押し込んで、ファーストタッチで今季プレミアリーグ初ゴールをマークした。南野は右拳を振って喜びを表した。

一方、冨安はフル出場。前半39分、リバプールのFKの場面で、目の前にいたマネのマークにつききれず、マネにヘディングでの先制ゴールを許してしまった。その後もリバプールの激しい攻撃にさらされ、南野とは明暗が分かれる形となってしまった。

試合は序盤から意地と意地がぶつかり合う激しい試合となった。前半32分には冨安をめぐって両監督が言い争う場面があった。

リバプールGKアリソンのフィードを冨安とマネが空中戦で競り合った。2人は激しく激突し、マネに上から乗られるような形で冨安が転倒すると、アーセナルのアルテタ監督がリバプールベンチの方へ向かって激高。応戦する形でリバプール・クロップ監督が言い返し、両指揮官にイエローカードが与えられた。