欧州チャンピオンズリーグ(CL)は21日、モスクワで初のイングランド勢対決となるマンチェスターU-チェルシーの決勝を行う。プレミアリーグでも最終節まで覇権を争った熱気を、欧州至高の舞台に持ち込む。

 マンチェスターUは、11日のプレミア最終戦で快勝して2連覇を達成。試合内容も良く、9シーズンぶり3度目となる欧州制覇へ追い風となる。

 けがのルーニーが戻ってC・ロナウド、テベスとの破壊力抜群な攻撃トライアングルが復活。今大会は3人が合計15得点と大暴れし、9勝3分けと無敗で勝ち上がっている。

 初優勝を狙うチェルシーはモウリーニョ前監督の退任後、おぼつかなかったグラント監督のかじ取りがここに来て安定。大黒柱ランパードが母との死別を乗り越えてプレーした準決勝第2戦は、さらに結束が固まって延長戦の末に勝った。

 今大会6得点のドログバは最近左ひざを痛めたが、順調に回復。不安要素は左ひじを負傷した主将テリーくらいだろう。

 今季のプレミアリーグでは1勝1敗。昨季のイングランド協会(FA)杯決勝はチェルシーが接戦を制した。チェルシーはレーバークーゼン(ドイツ)時代からマンチェスターU戦での活躍が目を引くバラック、一方のプレミア覇者はやはりエースのC・ロナウドが鍵を握りそうだ。(共同)